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写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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関内さんの木彫りきのこ(7)

関内(せきうち)さんの木彫りきのこ紹介の七回目です。
(関内さんの作品についてはこちらに詳しい説明があります)

これまでは木の風合いを生かした作品をご紹介してきましたが、今回は明確に彩色した作品群です。

関内さんの木彫りきのこ(7)_f0108133_2103147.jpg

関内さんの木彫りきのこ(7)_f0108133_2103626.jpgまずはムラサキヤマドリタケです。

台座の表面はニスで仕上げられているようですが、きのこ本体は全面的に彩色されています。 画材のことはあまり詳しくないので正確なところはわかりませんが、耐水性があるようですので、アクリル絵の具が使われているのではないかと思います。

もちろんイグチの仲間ですので、ちゃんと管口も開けられています。

関内さんの木彫りきのこ(7)_f0108133_2132684.jpg

関内さんの木彫りきのこ(7)_f0108133_2141295.jpgこちらはアシナガイグチと伺いました。

この作品では台座も彩色されています。 もちろん管口もしっかり開いています。

ところでこの作品は「No.113.A」と、番号の後になぜか「A」が付いています。 理由は伺っていないのですが、もしかすると対になる作品があるのかもしれません。

関内さんの木彫りきのこ(7)_f0108133_2142538.jpg

こちらはササクレヒトヨタケです。

これまで紹介したものは、どちらかといえば傘の表面がつるんとしたものでしたが、この作品ではササクレヒトヨタケに特有のささくれまで作り込まれ、溶けかけた傘の周囲が裂け始めているところもあるなど、かなり細かな細工が施されています。

また、他の作品では見かけなかったのですが、台座の部分が単に塗りつぶされているのではなく、シダの葉まで描かれるなど、可愛らしい作品となっています。

作品No.109 (1994/3/3): ムラサキヤマドリタケ [高さ12cm, 木製, アクリル絵の具?・ニス]
作品No.113.A (1994/3/8): アシナガイグチ [高さ11cm, 木製, アクリル絵の具?]
作品No.117 (1994/3/12): ササクレヒトヨタケ [高さ11.9cm, 木製, アクリル絵の具?]


by at384 | 2012-05-05 21:45 | 菌類