写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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きのこの編みぐるみ 〜 ヤコウタケ

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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの三十三作目、ヤコウタケです。

f0108133_933017.jpgf0108133_93342.jpg今年の七月に八丈島の光るきのこを見に行って大いに感激し、まずはエナシラッシタケの編みぐるみを紹介したのですが、今度は同じく八丈島の光るきのこの双璧をなすヤコウタケを編みました。

ヤコウタケについてはテレビをはじめ、あちこちでよく紹介されているので改めて説明するまでもないのですが、ヤシの仲間に生える傘径二〜三センチぐらいのとても強く発光するきのこです。 エナシラッシタケは暗闇に目が慣れてきてようやっと見えてくるのに対し、ヤコウタケは離れた場所からも光っていることがわかり、十本集めれば新聞が読めるほどなどと言われてもいるようです。(さすがに新聞は誇張し過ぎのように思えますが、実際に八丈島で見たときには周囲が見える程度の薄明かりでも見つけることができました)

f0108133_939470.jpg今まで数々のどちらかと言えばマニアックなきのこの編みぐるみを作ってきた妻にしては、ご当地キティちゃんストラップ(夫婦して買ってしまいましたが)にもなっているほど有名なヤコウタケは少々俗っぽいのではと思われるかもしれませんが、そこはやはり八丈島まで出かけたのですから、単に光る糸を使って編むというだけでは終わらせません。

f0108133_9265984.jpgじつは八丈島に行って初めて知ったのですが、菌糸まで光るエナシラッシタケと異なり、ヤコウタケが光るのは傘だけで、菌糸はおろか柄も光りません。 そのためヤコウタケの光る様子を実際に見ると、柄の部分は薄暗くなっており、また傘の中心部が周囲に較べて丸くシミのように暗くなっているのです(昼間見ても傘の中心部がやや薄茶色いので柄だけが理由ではないのでしょうが)。

八丈島ではうまく写真が撮れなかったので、左上の写真は箱根湿生花園で撮ったものですが、実際にはこのような感じです。 また昼間見ると柄の付け根は吸盤のように丸く輪になっているのも特徴です。

編みぐるみでは傘の中心部の薄ぼんやりと暗くなる様子がうまく表現できませんが、ここらへんの特徴は可能な限り再現してみました。 きのこの編みぐるみは部屋の棚の上にずらっと並んでいるのですが、部屋の灯りを消すとその一角にエナシラッシタケとヤコウタケの編みぐるみがぼおっと光り、八丈島の光るきのこの森の雰囲気が思い出されます。

f0108133_11564334.jpgf0108133_11564644.jpgちなみにヤコウタケの編みぐるみは試作品でもう一種類作っていて、こちらは太めの蓄光糸を使っていて傘径が四センチほどあるかなり大型のものです。 少々大振りになって雰囲気が変わってしまったので、こちらは箱根湿生花園や夢の島熱帯植物園で展示されるような「栽培もの」と勝手に呼んで、同じく部屋の中で光っています。

ところで、以前作ったエナシラッシタケの編みぐるみですが、見慣れてくると今一つ本物らしさが欲しいと思うようになり、少し手を加えて改良してみました。 具体的には成長中のつぶつぶした小さな子実体をいくつか追加してみたのですが、かなりいい感じになっています。

[写真] ヤコウタケの編みぐるみ:傘径約2cm


実物もほぼ同じ大きさ(八丈植物公園光るきのこの森、中之郷光るきのこ観察の森)
ちなみに箱根湿生花園で撮ったものは直径2.5cmぐらいでやや大きめ


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

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by at384 | 2011-10-02 12:21 | 菌類 | Comments(0)