写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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きのこの編みぐるみ 〜 エナシラッシタケ

※ 十月二日)公開後に子実体を増量してさらに雰囲気を増したので、写真を差し替えました。
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妻が作ってくれたきのこの編みぐるみの三十二作目、エナシラッシタケです。

f0108133_23264100.jpg今年の七月に八丈島の光るきのこを見に行ったのですが、そこで見たエナシラッシタケが大いに気に入り、作ってくれました。

エナシラッシタケはヤコウタケと並ぶ代表的な光るきのこで、ビロウヤシの葉や葉柄に生える直径五ミリ程度のごく小さいものです。 光の強さはヤコウタケと較べると弱く、暗闇に目が慣れてこないとなかなか見えてこないほどなのですが、ヤコウタケ異なって菌糸も光るために、表面に出ている子実体だけでなく、生えている周辺がぼうっと光るのが特徴です。

この特徴のため、光るきのこが生えている森ではビロウヤシの葉や葉柄、そして地面の落ち葉までもが光を放って周囲を取り囲み、まるで天の川の中に立っているような感覚になります。 八丈島を訪れた際にはこれが何より強く印象に残り、その雰囲気を再現したいということで編みぐるみにしました。

そのため、糸はいつものような余り糸ではなく、このためにわざわざ購入したレース糸のような素材の光る糸を使っています。

さすがに五ミリなどという小さなものは編めないので、実物と較べるとずいぶん大きく、ビロウヤシの葉を模した素材との大きさの比がかなり違っていますが、そこらへんはあくまで雰囲気ということで割り切りました。 また「編みぐるみ」とは言っていますが、見ての通り実際にはなにもくるんでいないので、正確には「くるみ」ではないのですが、そこも流れということで「編みぐるみ」と称しています。

f0108133_9432798.jpg今回は子実体だけでなく、何より心に残った光る菌糸の雰囲気を再現したいということで、葉柄や周囲の葉に糸を絡めたり、ぼうっと光る感じを出すために葉の裏側に網目状に編んだ糸を仕込んだりしています。

自分たちではかなり実際に近い雰囲気を表現できていると思っているのですが、どうでしょうか。 といっても、この雰囲気をご存知のかたはあまりいらっしゃらないかもしれません。

ご存知ないかたで興味のある方は、ぜひ一度八丈島を訪れて実物をご覧になってみてください。 幻想的なあの雰囲気は一見の価値があります。 八丈島の光るきのこ観察会は、今年は九月三十日までやっているそうです。

[写真] エナシラッシタケの編みぐるみ:直径約1.5cm


実物は直径約4mm(八丈植物公園光るキノコの森)


PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited

Commented by kokusa5884 at 2011-09-18 17:12
またマイナーなものを選びましたねえ。レンコンじゃないよ!と主張しているような。。
Commented by at384 at 2011-09-18 23:27
ヤコウタケはご当地キティちゃんのストラップにもなっているほどの王道なので(買ってしまいましたが)、やはりこちらから行くのがよろしいかと。
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by at384 | 2011-09-18 00:31 | 菌類 | Comments(2)