ゴーヤのわたは苦くなかった
2011年 07月 31日
ゴーヤ栽培2011: 16
苗を植え付けてから八十五日後のゴーヤの様子です。
天候のせいもあるのかもしれませんが、これから八月の最も暑く、緑のカーテンが活躍するべき時期だというのに、我が家のゴーヤはますます葉が黄色っぽくなり、枯れて減ってきてしまいました。
それでも一応なんとか隙間を埋めるべく、じつは二週間ほど前から長く伸びたつるの先端を切って腋芽を伸ばそうとしているのですが、天候が今一つなのか、ゴーヤ自体が疲れてしまったのか成長が鈍く、幅一センチにも満たない豆粒のような葉が開いている程度です。
そんな状況なので、窓にすだれも掛かっているからいいかという気にもなってきて、葉がスカスカなどと言いながらも実をそのままぶら下げ、大きくしてしまいました。 さすがに葉が茂っているときと較べると小振りですが、そろそろ食べ頃になってきたようなので、収穫しました。
収穫したゴーヤなのですが、少し前にテレビで「じつはゴーヤのわたは甘い」という話題が出ていて、気になっており、それを確かめるべく、中心のわたを取らずに食べてみました。 献立は春雨やキクラゲや海老と一緒に炒めるというものでしたが、はっきりと甘いという程ではないものの、確かにうっすらと甘みが感じられました。
一般的にはゴーヤの「わたと種の部分は苦みが強いのでしっかり取り除く」と言われているようで、我が家でもそれを信じて取り除いていたのですが、むしろわたがあることで苦みが和らぐような気がします。 一体どこから苦いという説が出てきたのでしょうか。 それとも何かしらの調理法では逆に苦くなってしまうのでしょうか。
ちなみにゴーヤをわたごと食べたときの食感ですが、水分を吸ったわたが少しぬるっとした感触になり、ズッキーニのようにも思えます。 もしかするとわたを取り除くのは苦いからではなく、逆に薄甘さやぬるっとした食感がきりっとした爽やかさな苦さを損なうからなのではないかと思うのですが、どうでしょうか。