きのこの編みぐるみ 〜 シロオニタケ
2011年 01月 23日
妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの第二十九作目、シロオニタケです。
これも昨年十一月の個展『役に立たないきのこの文化祭』でお披露目しました新作なのですが、当初は作ることはおろか、まだ出会ってすらいませんでした。
展覧会の準備をしつつも、きのこの季節ですから、毎週きのこ撮りには出かけていたわけですが、そんな中で出かけた八国山緑地で、傘の直径が二十センチ以上ある見事なシロオニタケに出会ってしまい、作らずにはいられなくなってしまいました。
きのこの編みぐるみは余り糸で作ることにしているため、糸が足りないこともあって実物より小さくなってしまいましたが、編みぐるみ作品の中では最大となり、展覧会の目玉作品になりました。
ちなみに、この編みぐるみは中心に針金を通して立てているのですが、ここまで大きいと傘が安定せず、触るとゆらゆらと揺れてしまいます。じつは実物のシロオニタケも、あまりの大きさのために風が吹いただけで傘がゆらゆら揺れ、下手をすると自重で崩壊してしまうという、少々お間抜けなところもあるのですが、編みぐるみのゆらゆら揺れる様子は、はからずも実物そっくりで、大きいのになかなか可愛らしいやつです。
なお、下の写真はいつもの交差法の裸眼立体視写真です。