今年もバジル栽培始めました
2010年 05月 09日
バジル栽培2010: 1
今年もまた我が家のベランダ菜園の中心となる、バジル栽培を始めました。
バジル栽培は今年で六年目になりますが、先日の記事でも書きましたように、今年は土の入れ替えやらプランターの熱湯消毒やらと、今までのいい加減なやり方を大きく改善していますので、これがどう作況に効いてくるか楽しみです。
バジルは例年通り種から育てることにし、大型のプランターに市販の種の半分をばら蒔きしました。残りの半分は、最初に蒔いた分の発芽に偏りが出た場合に追加で蒔けるよう、保険として取ってあります。
さらには、せっかくやり方を改善したので、今年はタイムの栽培を再びやってみることにしました。タイムは以前にも妻の要望で何度か植えてみたことがあったのですが、園芸本などを見ると栽培が簡単だと書いてあるはずが、どういう訳か、我が家のベランダでは植えると一ヶ月もしないうちに元気がなくなり、駄目になってしまうのです。
そんなタイムのほうは冒険はせずに、種からでなく苗を買ってきて植えることに。苗は小型のプランターに二株とし、深い意味はないのですが、たまたま二種類売っていて、どちらにすべきか迷ったこともあって、ほふく性のコモンタイムと、立性のフレンチタイムを一株ずつにしました。
そして、今年はさらに用心のため、もう一つ策を講じてみました。
たまたま園芸店で苗を探しているときに見つけたのですが、キク科の多年草であるフィーバーフューという薬草を、バジルとタイムの鉢に一株ずつ植えることにしたのです。
フィーバーフューは和名をナツシロギクという除虫菊と同じ仲間の薬草で、園芸店の店頭にアブラムシを寄せ付けにくいなどと書いてあったので、それならばと思わず飛び付きました。
ここ何年か、バジルもアブラムシの被害にあっており、ひどい時は毎朝アブラムシ潰しが日課になっていたほどで、テントウムシを捕まえて来たこともあるのですが、すぐ逃げてしまい、何とか効率よく駆除できないものかと思っていたのです。
フィーバーフューの存在は知らなかったので、帰ってから調べてみると、コンパニオンプランツとしての効能の他に、ハーブティーにして服用すると偏頭痛にも効いたり、室内の防虫剤としての効果も期待できるそうで、思わぬいい見つけ物をしたようです。
と、捕らぬ狸の皮算用で喜んではいたのですが、苗を植え付けている際に、先端部に何か黒っぽいものが付いているのを見つけ、よく見ると、何とそこにはアブラムシが。
アブラムシを寄せ付けないはずが、逆にアブラムシに喰われているではありませんか。とりあえずつまんで取り除いたものの、何だか怪しい感じもしてきました。まあ、もしかすると食い付いてはみたものの、その薬効のために弱っていたのかも知れぬと思うことにして、様子を見てみましょう。