写真初心者のおっちゃんが、身近な生き物について、下手くそな写真と駄文で観察日記風に綴ります。きのこと家庭菜園の話題が多めです。


by at384
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きのこの編みぐるみ 〜 マンネンタケ

f0108133_9333189.jpg

妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの第二十一作目、マンネンタケです。

和菓子の編みぐるみでかなりの大作を作った妻は、その勢いでサケツバタケアシボソノボリリュウタケに続き、このマンネンタケと三つも作ってしまいました。

f0108133_9341591.jpgそのマンネンタケですが、漢方薬でも「霊芝」という名でよく知られたきのこで、霊などという文字が使われるだけあって、その姿は相当不気味なものがあります。程度にもよりますが結構高値で取引されているようで、さぞかし珍しいきのこかと思いきや、意外とそこいら辺にちょくちょく生えてきます。

ただ、写真の通りの不気味な姿ゆえ気味悪がられるためか、樹を傷めるという理由からか、すぐに駆除されてしまうようです。

f0108133_934298.jpg確かにこの鎌首をもたげたような姿は、知らない人にとっては薄気味悪い以外の何物でもないようで、これを見た人の第一声はほとんどが「あらいやだ」です。

そんなマンネンタケですが、日本でも遥か古来より珍重されてきたようで、特に枝分かれの多いものほどその価値が高いとされているようです。実際、南総里見八犬伝にも里見公に献上されるというくだりがあり、縁起物として扱われていたということがわかります。

f0108133_9342445.jpgちなみにマンネンタケという名前や、ニスで塗り固められたような頑丈そうな風貌から、何年も生きているのかのような印象がありますが、実際はそれほど長寿ではなく、一年で消えてしまうようです。

詳しい名前の由来はわかりませんが、雰囲気的なところから来たのか、薬効からきたのか、まあそんなところではないでしょうか。

編みぐるみに話を戻しますが、このマンネンタケ、近所でも毎年どこかに生えてくるので、すっかり顔馴染みとなっており、観察の機会も多いので、特有の不気味な雰囲気が細部までよく再現されていると思います。

f0108133_9334890.jpg一方向からの写真ではわかりにくいので、今回は下からの写真も紹介しますが、本当に見事なまでに不気味です。

私の実家の辺りでは、昔から玄関にスズメバチの巣などの不気味なものを縁起物として飾る習慣があるようなのですが、この編みぐるみも玄関に飾りたくなってしまいます。

[写真] マンネンタケの編みぐるみ:高さ約13cm



PENTAX K20D + DA35mm F2.8 Macro Limited (編みぐるみ)
PENTAX *istDS + D FA 50mm F2.8 Macro (実物)

TrackbackPeopleきのこTrackbackPeople K20D

Commented by kokusa5884 at 2009-06-07 08:42
この、右側の小さな個体があることによってマンネンタケらしく見えます。これがなくても柄の位置によって推測はできますが、この小さな個体の役割は大きいです。
Commented by at384 at 2009-06-07 15:16
ありがとうございます。
私が作ったわけではないのですが、やはり若い個体の持つ妖しさこそマンネンタケの最大の魅力だと思っていますので、そこを見てくださるとうれしい限りです。
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by at384 | 2009-06-06 10:24 | 菌類 | Comments(2)