![]() 妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの四十三作目、イヌセンボンタケです。 イヌセンボンタケの編みぐるみは過去に一年前と五年前にも作っているのですが、昨年の梅雨時に右の写真のような、まさにセンボンといったものを見てしまい、さらには昨今『○○○48』という感じに数で勝負というのが流行っているようなので、千本とはいかないまでも、もう少しだけ増やしてみようと、二回目に作った十本に追加するかたちで、新たに二十六本を作りました。きのこの編みぐるみは原則余り糸を使用するため、前回の分とは若干見た目が変わってしまうのですが、イヌセンボンタケは最初真っ白で、成熟してくると黒っぽい胞子で傘が灰色になってくるということで、真っ白のものと灰色のものにしています。 最近の作に比べるとすいぶんと大雑把な再現性ではありますが、さすがにこの小ささで精密な再現は難しいので、この作品は全体的な雰囲気で見てもらえればと思います。 この二十六本と二回目のものを合わせて下の写真のように三十六本とし、二回目のものも十本をひとまとめにしていたのを五本ずつにばらして、水平にどどっと広がるように生やしてみました。 千本にはほど遠く、せいぜいISB36といったところですが、生えっぷりもかなりイヌセンボンタケらしくなったのではないでしょうか。 ![]() 例によって、交差法の裸眼立体視写真も載せています。 ![]() [写真] イヌセンボンタケの編みぐるみ:傘径約1cm実物も同じくらいの大きさ(深大寺近辺)PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited![]() 妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの四十二作目、ドクツルタケです。 日本最強といわれる猛毒きのこのひとつで、純白で優美な姿から英語圏でもDestroying Angel(死の天使とも殺しの天使とも訳される)の異名を持っています。 などと言うといかにも図鑑的な説明ですが、じつは五年半前に箱根で遭遇し、あまりの美しさに我を忘れてしばし見入ってしまったほどの、本当に美しいきのこなのです。 「美しい」などという言葉はいかにも気取った言葉で、花だろうが絵画だろうがたやすく口に出すなど小っ恥ずかしくてできたものではありませんが、このきのこには「美しい」という言葉以外に表現のしようがないように思います。右の写真はそのときのものですが、そうでもないように見えるのは私の写真が下手なのと、見つけたときは既に夕方で薄暗く、写真を撮ったのは翌日になってしまったので、全体的にややくたびれた感じになってしまったためです。 と、思い出ばなしが続いてしまいましたが、そんなあまりの美しさに、白い余り糸はあってもなかなか手掛けることができず、今年ようやっと編むことができたようです。 満を持して作っただけのことはあって、あのとき以来ずっと目に焼き付いている優美なようすが再現できているように思います。 編み物であるにもかかわらず、致死量の毒が満ちているように思えて、撮影しながら「うーん、毒だ」などと何度もつぶやいてしまい、妻に笑われました。 なお、今回も交差法による裸眼立体視写真を下に載せています。 ![]() [写真] ドクツルタケの編みぐるみ:高さ15cm実物も同じくらいの高さ(箱根仙石原地区)PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited![]() 妻が編み物の余り糸で作ってくれたきのこの編みぐるみの四十一作目、ツネノチャダイゴケです。 ツネノチャダイゴケは公園のウッドチップなどによく生えている小さなきのこです。 チャダイゴケの仲間は典型的なきのこの形とはかなり異なっているためか、きのことは思わないかたもけっこういるようで、プランターに気味の悪いつぶつぶ入りの茶碗のような植物が生えたので駆除したいなどという相談をときどき見かけたりします。 そんな一般にはあまり人気のないチャダイゴケですが、私個人的には大好きなきのこで、とくにこのツネノチャダイゴケは黒っぽいハタケチャダイゴケやスジチャダイゴケとは異なって、黄色っぽく明るい色をしています。 また幼菌のときはプリンのようにも見えるので、少なくとも私たち夫婦は可愛らしいと思っています。そのようなわけで、昨年和菓子の編みぐるみで黄色系の余り糸がたくさん出たこともあって、今回編むに至りました。 形の面白いきのこなので、プリンのような幼菌からふたの開いていないもの、さらには複数が癒着しているものまであり、これ一種類でかなりにぎやかな感じになっています。 ちなみに、今回も交差法による裸眼立体視写真を載せました。 ![]() [写真] ツネノチャダイゴケの編みぐるみ:直径3cm実物は直径約5mm(神代植物公園)PENTAX K-5 + DA35mm F2.8 Macro Limited![]() ディル栽培2011: 15種播きから八十五日後のディルの様子です。 とくに目立った成長は感じられないものの、毎週着実に葉が一枚ずつ増えており、その都度根元あたりにある葉柄の重なり合った部分が厚みを増しています。 葉柄部分がしっかりしているため、葉が大きくなってもあまり寝ずに上方に伸びるので、草丈も以前に較べるとよく伸びるようになっています。また、葉の色が紫になっていた株がいくつかあり、しおれて駄目になってしまうかと思われましたが、これも勢いは劣るものの、なんとか成長を続けています。 そして後から発芽した双葉も極めてゆっくりではありますが、本葉が出てきました。 現在、双葉のものを除いて七株が育っていますが、これからはどんどん日も高くなって日照時間も増えるので、このぶんなら揃って大きくなってくれるでしょう。 [写真] ディル:草丈約15cmPENTAX Optio 750Z![]() 昨晩、天井付近でパチンパチンと音がしているのに気付き、見上げてみるとテントウムシが電灯の周囲を飛び回っては電灯の傘にぶつかっていました。 しばらくして電灯の傘に止まって歩き回りだしたので、外に出そうと指を差し出したり、新聞紙を目の前に置いたりして乗り移らせようとしたのですが、思うように行きません。 そのうちテントウムシはぴたりと動かなくなり、上を向いたままあれこれするのもくたびれるし、この寒い中外に追い出すのも何なので、とりあえず昨晩はそのままにしておきました。 今朝になって見てみると、テントウムシは昨晩の位置から動いておらず、どうやらここで越冬するつもりのようです。 歓迎するわけではないのですが、クモが家の中を自由気ままに歩き回るのを放置しているぐらいですし、とくに害もないテントウムシを追い出すのもどうかと思い、当分はこのままいてもらうことにしようと思います。 ところで、このテントウムシは逆さまの状態で天井に貼り付いているのですが、軽い体とはいえ、あんな細い脚で天井からぶら下がっていて疲れないものなのでしょうか。 なにもテントウムシだけではありませんが、不思議です。 [写真] ナミテントウ:体長約6mmPENTAX Optio 750Z
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