
明日は仕事が休みという昨晩のこと、予期しなかった情報が飛び込んできました。 埼玉県久喜市にある高柳大香取神社の境内にニオウシメジが大発生したというのです。
この神社には昨年もニオウシメジが生えて話題になったのですが、遠いことと交通手段が無いことから訪れるのは諦めていました。 ところが何という僥倖でしょうか、明日は休みで、しかも二年目は生えないだろうという予想を上回る大発生です。 これを逃したらもう生涯出会う機会は無いかもしれないかもしれないと、意を決して本日会いに出掛けました。
到着してみると、10メートル以上離れた神社の入口からもはっきりわかる白っぽい塊の数々。 神社を取り巻くウッドチップの通路をふさぐように、ニオウシメジの株立ちが点々と陣取っていました。 巨大なきのこが塊となって、2メートル×7メートルほどの地面を点々と占領している様子は、冗談としか思えないような、何とも珍奇で不思議な光景です。
ご近所の有志のかたが保護用の柵を立て、カラスなどに齧られないように夜間は柵ごと布で覆い、乾燥すれば散水と、面倒を見てくださっているのですが、お話を伺ったところでは九月の中旬頃に生え始め、三週間ほど経ったのが現在の様子とのことでした。


今年は雨が多いためか、その後も次々と発生して柵の外にも生え出してしまい、柵を急遽広げたそうです。 また、発生場所も少し離れた場所にもう一カ所と、まさに大発生です。 ちなみに下の写真の右側がもう一カ所のもの、左側が後から生えて柵を拡張した辺りで、妻の持っていた日傘を比較までに後ろに置いてみたのですが、この大きさがわかるでしょうか。


ちなみに下の左側の写真は発生して4日目のものだそうです。 右側の写真は何日目のものかわかりませんが小ぶりなほうの個体で、これでもいわゆるジャンボマッシュルームほどの大きさはあります。


ご近所のかたのお話では、以前は神社の周囲にはアカマツやナラやクヌギが生えていたのですが、公園にするために一部を伐採し、それを粉々に砕いて全部埋めたそうで、どうやらそれが熟成して栄養分豊かになった結果、ニオウシメジが生えてきたのではないかとのことでした。






ところで神社の周りは、通路にも植え込みにもウッドチップが敷き詰められており、ニオウシメジの他にもいろいろなきのこが生えて、すっかりきのこの楽園状態になっていました。
その中でもとくに大量だったのがキツネノタイマツで、あちこちに点々と生えるだけでは物足りず、なんと巨大な菌輪すら作っていました。 残念ながら時間が経ってしまったために、ほとんどが折れたり倒れたりしていましたが、これはこれで壮観です。


ほんの1時間ほどの滞在でしたが、念願のニオウシメジを、しかも大発生という滅多にない光景を見ることができ、大いに楽しませてもらいました。









日曜日に八国山緑地で見つけたシロオニタケですが、幼菌の姿を見ていてふと気付きました。
日曜日にいつもの八国山緑地に出かけたのですが、どうやらきのこの大発生は前の週だったようで、干からびたものや崩壊した残骸がそこかしこに転がっていて、お祭りの後のような侘しさがどことなく漂っていました。
きのこの話はまた別にするとして、木陰で昼食を摂っていると足元にワハハカメムシことアカスジキンカメムシの幼虫がよちよち歩いていました。 終齢幼虫なのでしょうが、まだ少々やんちゃな表情が残っています。
我が家でも植えて四年目になるキンモクセイがようやっと大量の花を咲かせてくれました。 今までも毎年開花してはいましたが、移植による負担でしょうか、ぽつぽつと僅かなもので、近所のキンモクセイの香りなのか我が家のものなのかわからないという状態でした。
その疑問とは、キンモクセイの花の香りをもっと楽しもうと近付いてみると、離れているときよりも香りを感じられなくなってしまうということです。 同じように香りのよい花として、バラやクチナシ、ジンチョウゲなどがありますが、いずれも近付けば近付くほど強く香っています。